サービス内容
循環型社会の実現に向けて
ジェイ・アール・エス三ヶ島リサイクル工場は、産官学共同プロジェクトにより開発された食品リサイクル技術をベースに、農家のノウハウを取り込んで飼料・肥料製造技術を確立させました。農家の多様なニーズに応えられるジェイ・アール・エス製飼料・肥料は、現在地域農業に活かされています。さらなる技術向上を目指し、行政の研究機関への委託試験により裏づけと実証を繰り返しながら研究を進めています。工場の環境対策としては、臭気対策と水処理に重点をおき設備設計をしています。2階建ての建屋内にプラントを設置し、メイン装置の発酵機では減圧処理により臭気を効率的に集約し、密閉ラインで脱臭装置へ送ります。脱臭は活性炭脱臭装置を通過後さらに屋上設置の土壌脱臭装置へ送られる二重装置としています。また、減圧加熱で効率的に蒸発させた水分は、活性汚泥微生物により浄化された後さらに膜処理を経て、工場内で循環利用しています。